|
海外の地上デジタルテレビ放送事情!!
海の向こうの海外の地上デジタルテレビ放送事情はどういう状況なのでしょうか・・・。
海外でいちはやく地上デジタルテレビ放送を開始したのは、イギリスです。イギリスは1998年9月、公共放送のBBCがSDTVで多チャンネル放送を開始しました。さらに同年11月には商業放送のON TELEVISIONが有料の多チャンネル放送を始めました。
アメリカは1998年11月に、42の放送局が地上デジタルテレビ放送を開始して、その範囲は20都市にも及んでいます。
そのほかの国々では、1999年にスウェーデン、2000年にスペイン、2001年にオーストラリア、フィンランドと大韓民国が、2006年にオーストリアが地上デジタルテレビ放送をすでに開始しています。中華人民共和国は、2008年に開催される北京オリンピックをきっかけに地上デジタルテレビ放送に踏み切る予定になっています。その結果、現在のアナログ放送も順次停波の予定で、台湾は二〇〇八年に、アメリカは2009年2月17日に、イギリスでは2012年までに、中華人民共和国は2015年までにすべてのアナログ放送を停止する予定です。
日本よりいち早く、先に地上デジタルテレビ放送を実施したイギリスやアメリカは、現在、普及率はどうなっているのでしょうか・・・。
例えば、アメリカでは、公共放送や商業放送を含めて全米約1300局がデジタル番組を配信しています。人口のカバー率から言うと、99%に達しています。
しかし、実際に、デジタル放送を地上波から受け取っている世帯は1%に満たないという説もあります。アメリカでは、視聴者の70%はケーブルテレビに加入していて、その他は衛星放送経由で地上波の放送を受信している世帯がほとんどです。
また、インターネット環境や、ケーブルテレビ、衛星放送の視聴環境が整っているアメリカでは、地上デジタルテレビ放送の双方向番組や多チャンネル放送が、視聴者にとって魅力があるかというと、それは何とも言えないという事情があります。そのため、地上デジタルテレビ放送は当初よりも思った以上に、普及していないのが実情です。
|